Category Archives: PEACE EDUCATION

“明学赤十字講座 ”

2016年度 現代平和研究3 コーディネーター:東澤 靖

秋学期 白金校舎 毎週火曜日2時限(10:55-12:25) 教室未定

~明学赤十字講座~ 

 

学習目標
人道的な危機に対する国際社会の取り組みを、その現実と理論を含む、多様な視点で理解する力を養うこと。
講義概要
世界各地で絶えるとのない武力紛争や市民に対するさまざまな暴力。それを私たちはどのように考え、それにどのように向き合うことができるのか。明学赤十字講座として開催されるこの授業では、代表的な国際人道支援である赤十字運動を生み出す背景となった国際政治と国際人道法を学ぶとともに、赤十字運動をはじ めとする、今日のさまざまな人道支援活動の取り組みを見ていく。そして、現在の国際社会において人道支援活動が直面している数多くの困難も含めて、それに対する国際社会、政府、市民の関わり方を考えて行く。各回の具体的な内容については、授業開始時にあらためて指示する
講義概要
第1回 はじめに:戦争の20世紀と、複雑化する21世紀の武力紛争 第9回 平和構築のための国際支援
第2回 国際人道法の誕生とその発展 第10回 先住民・少数民族の保護
第3回 国際連合のもとでの国際秩序
第11回 ジェンダー暴力からの保護
第4回  国際赤十字委員会と国際人道支援活動の実際 第12回  武力紛争と子ども
第5回  日本の赤十字社運動の広がり 第13回 非人道的な攻撃や兵器を規制するための現代国際社会の取り組み
第6回 難民を保護するための取り組み 第14回 非人道的行為の抑止と被害者の救済のための国際法の発展
第7回  国際医療支援活動における困難と課題 第15回  まとめと到達度の確認
第8回  日本の市民社会による国際人道支援活動
参考文献
開講時までに指示する。
成績評価の基準
各回の授業への参加及び討論への参加50%、授業終了時に指示するレポートの評価50%。
関連URL
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
備考

学内者・学外者の聴講も歓迎です。

“広島・長崎講座”

2016年度 現代平和研究1 コーディネーター:高原 孝生, 渡辺 祐子

秋学期 横浜校舎 毎週木曜日5時限(16:45-18:15) 教室未定

~広島・長崎講座~ 

 

学習目標
深刻な原発事故によって「核」の意味があらためて問われる中、核兵器廃絶への道筋はいまだに不透明である。そうした今日の現実をとらえる上で、必須とさ れる知識と視点を自らのものにするとともに、日本の戦争被害と加害の歴史を知る。受講者が日本の加害の歴史を心に刻みつつ、海外の友人たちにヒロシマ・ナ ガサキについて語れるようになってもらうことが最大の目標である。
講義概要
「唯一の被爆国」といわれる日本で学ぶ若者は、ヒロシマ・ナガサキをどこまで知っているだろうか。この授業では、原爆投下によって開かれた核時代に関す る基本的な知識を確かなものにし、さらに日本が被害を与えた諸国で原爆投下がどのように受け止められたのかという視点から、今の日本人がふまえるべき侵略 と加害の歴史をふりかえる。明治学院大学国際平和研究所が提供するこの授業は「広島・長崎講座」として、広島・長崎両市が事務局となる平和市長会議から認 められたものである。各回に掲げられたテーマを、複数の講師がリレー方式で担当する。
講義概要
第1回 なぜ今、ヒロシマ・ナガサキなのか:核時代の起点としての原爆投下 第9回 朝鮮人被爆者とその戦後:そこから見えてくるものは何か
第2回 核兵器のどこが特殊なのか:科学者の目から見た原爆・水爆 第10回 今も残る戦争の傷痕 オランダの日本への感情
第3回 原子雲の下で何が起きていたのか:被爆者のことばを聞く
第11回 戦争と女性 日本軍「慰安婦」問題を考える
第4回  原爆投下をアメリカはどう記憶してきたか:スミソニアン事件と米国の歴
史意識
第12回  文学は戦争をどう描いたか
第5回  隠された戦後の核の犠牲者たち:核実験の現場を歩く 第13回 植民地支配と戦後韓国社会
第6回 もう一つの被爆:「ビキニ事件」が今、振り返られているのはなぜか 第14回 民族対立を乗り越える ルワンダにおける和解の実践
第7回  核に覆われた世界:核燃料サイクルと恒常的な放射能汚染の脅威 第15回  ふりかえりと到達度の確認
第8回  原爆をアジアの人々はどう受け止めたか:国際社会における戦争と原爆
参考文献
丸浜江里子『ほうしゃの雨は もういらない』凱風社、2016;『ヒロシマ・原爆地獄』(自費出版);島本慈子『戦争で死ぬ、ということ』岩波新書、2006 他、授業で多数、指示する。
成績評価の基準
毎回のリアクションペーパー(50%)と期末レポート(50%)。
関連URL
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
備考
※履修希望者多数の場合抽選。

学内者・学外者の聴講も歓迎です。

“広島・長崎講座2”

2016年度 現代平和研究2 コーディネーター:鄭 栄桓 

秋学期 白金校舎 毎週火曜日3時限(13:25-14:55) 教室未定

~広島・長崎講座2~ 

 

学習目標
平和な社会を「われわれ」が創るためには現在の社会の構造をしっかりと捉える必要がある。この講義のキーワードである「国境」「国籍」について多角的な視点から考察し、「他者」への想像力を養うことが目標である。
講義概要
講義のテーマは「『国境』『国籍』から問い直す平和」である。20世紀は「難民の世紀」であったともいわれるように、現代の世界においては、自らの生ま れ育った地を離れ「国境」を越えて生きなければならない人々が数多く存在する。しかし「国境」の内側の「国民」たちの目からは、こうした人々は救済すべき 対象とのみみなされ、「国境」の向こう岸に置かれた人々からの視点は無視されがちである。「国境」と「国籍」のはざまで、いま何が起きているのであろう か。歴史学、法学、社会学、人類学、地理学などの研究、在日外国人や難民の権利擁護の実践の現場からこの問題を考え現代の平和の条件を考えることが、この 講義の課題である。
講義概要
第1回 イントロダクション:「国境」「国籍」から問い直す平和 第9回 在日外国人教育の歴史と現状
第2回 「国境」「国籍」とは何か 第10回 ハンセン病回復者と国籍問題
第3回 いま「国境」で何が起こっているか
第11回 国境を越えて生きる―在日ネパール人の近年の変化 
第4回  近代日本の戸籍と国籍 第12回  在留管理制度と難民問題
第5回  憲法と「外国人」の権利 第13回 「無国籍」をめぐる諸問題
第6回 戦中戦後の日本の移民政策 第14回 現代世界と「国籍」問題
第7回  在日朝鮮人の国籍と法的地位 第15回  講義全体をふりかえって
第8回  社会補償・生活保護と国籍問題
参考文献
田中宏『在日外国人[第三版] 法の壁、心の溝』岩波新書、2013年
成績評価の基準
毎回のリアクションシートと講義の参加度50%、レポート 50%
関連URL
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
備考
※学外からの講師が多い為、講義の順序が変わることがあるので、国際平和研究所のHPで確認すること。

学内者・学外者の聴講も歓迎です。

“広島・長崎講座” *12/10,17講師変更あり

2015年度 現代世界と人間4 コーディネーター:渡辺祐子、高原孝生 

秋学期 横浜校舎 毎週木曜日5時限(16:45-18:15) 6号館2階621教室

~広島・長崎講座~ 

 

学習目標
原爆投下をめぐる歴史上の争点、原爆被害の実態、戦後の核軍備競争と軍縮への努力、戦後も続けられた核実験、今日の核兵器、原子力発電の危険性を考えると 同時に、原爆投下という悲惨な出来事が、日本が侵略したアジア諸国にどのように受け止められたのかという視点から、日本の被害と加害の歴史を見つめる。受講者が日本の加害の歴史を心に刻みつつ、海外の友人たちにヒロシマ・ナガサキについて語れるようになってもらうことが最大の目標である
講義概要
あの深刻な原発過酷事故から4年がたち、その記憶は急速に薄れつつある。忘却の誘惑に足元を掬われないためにも、核時代を開いた広島・長崎両市への原爆投 下から、歴史と現在を再検討することが求められている。明治学院大学国際平和研究所が提供するこの講義は「広島・長崎講座」として、広島・長崎両市が事務 局となる平和市長会議から認められたものである。各回に掲げられたテーマを、複数の講師がリレー方式で担当する。
講義概要お、今後も講師の日程変更の可能性があります。12/10,17講師変更あり 敬称略)
第1回  9/24 なぜ今、ヒロシマ・ナガサキなのか:核軍拡の起点としての原爆投下(国際学部、PRIME 高原孝生) 第9回 11/19 原爆をアジアの人々はどう受け止めたか:戦後日本の対外態度再考(国際学部、PRIME 高原孝生)
第2回  10/1 原子雲の下で何が起きていたのか:被爆者のことばを聞く(日本被団協事務局次長 児玉三智子) 第10回 11/26 今も残る戦争の傷痕1:オランダにおける「日本」への感情(タンゲナ鈴木由香里、映画監督 サンドラ・ベーレンズ)
第3回 10/8 核兵器のどこが特殊なのか:科学者の目から見た原爆・水爆(慶應大学名誉教授、PRIME 小沼通二)
第11回  12/3 今も残る戦争の傷痕2:子供たちの涙 日本人の父を探し求めて(映画監督、砂田有紀) 
第4回  10/15 ジョン・ハーシーの伝えたヒロシマ:情報統制とジャーナリズム(国際学部 マイケル・ワトソン)  第12回  12/10 戦後日韓関係を韓国人歴史家の目から見る(教養教育センター 徐正敏)
第5回  10/22 米国における原爆投下の記憶:スミソニアン事件と歴史学者たち(国際学部、PRIME アレキサンダー・ヴィシー) 第13回 12/17 文学は戦争をどう描いたか(教養教育センター 嶋田彩司)
第6回 10/29 核に対して科学者はどう行動したか パグウォッシュ会議の歩み(慶応大学名誉教授、PRIME 小沼通二) 第14回 1/7 戦争と女性 ―「慰安婦」問題を考える(教養教育センター、PRIME 渡辺祐子) 
第7回  11/5 核に覆われた世界:核燃料サイクルと恒常的な放射能汚染の脅威(豊﨑博光) 第15回  1/14 講義全体を振り返って 私たちにできること(教養教育センター、PRIME 渡辺祐子)
第8回  11/12 もうひとつの被爆:なぜ今、ビキニ事件が注目されるのか(第五福竜丸展示館学芸員 安田和也)
参考文献
川崎哲『核兵器を禁止する』岩波ブックレット、2014年、『ヒロシマ・原爆地獄』(自費出版)他、授業で紹介する
成績評価の基準
毎回のリアクションペーパー6割・学期末レポート4割
関連URL
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
備考
詳細は国際平和研究所のHPで適宜更新されていくので、参照のこと。
なお、担当講師の都合等により内容や順番に変化が生じる可能性がある。

学内者・学外者の聴講も歓迎です。

“広島・長崎講座~我々がつくる平和”

2015年度 現代世界と人間4 コーディネーター:平山 恵 猪瀬 浩平 

春学期 白金校舎 毎週火曜日3時限(13:25-14:55) 本館2階1255教室 

~広島・長崎講座ー我々がつくる平和~ 

 

学習目標
平和な社会を「われわれ」が創るために 現在の社会の構造をしっかりと捉え、虐げられる人がいない平和な社会を一般市民の手で創りあげたい。そのために過去に動いてきた人、動いている人の「思想」と「実践」理解を通して自分たちの考える機会、行動へのきっかけを模索する。
講義概要
社会の価値観や日々の生活のカタチを作ってきた「近代」、その中で人々はいつの間にか社会の構造に組み込まれてきている。今、戦争を支援する動きがあった り、経済成長の裏で富の格差がどんどん広がるなど、負の社会現象がみられる。今こそ、一人一人がしっかり考え、社会を是正していく必要がある。思想や事例 から私たちのあり方を考える。
講義概要4/20改訂4/28,5/5について訂正・追記しました。なお、今後も講師の日程変更の可能性があります。敬称略)
第1回  4/7 なぜ今、われわれ一人ひとりが動く必要があるのか(国際学部 平山恵)  第9回  6/2 可能性の芸術という運動財団法人 たんぽぽの家 播磨靖夫) 
第2回  4/14 民衆運動:小田実を考察する(国際学部 高橋源一郎)  第10回  6/9 自立支援と里親支援
(児童養護施設目黒若葉寮 里親支援専門相談員 甲斐寿美子、自立支援コーディネーター秋林絵美
第3回 4/21 人権をめぐる物語―その誕生と現代の世界における危うさ(法務職研究科 東澤靖) 第11回  6/16 往来の自由を求めて:在日朝鮮人史から問い直す(教育教養センター 鄭栄桓)
第4回  4/28 グローバリゼーションの時代をどう生きるか(現代企画室 太田昌国)  第12回  6/23 アジアと交流する農民(小松光一)
第5回 5/5→休講 ただし、自習課題あり!→第1回配布資料参照のこと(提出6/9締切)
第13回 6/30 表現すること、生きること(詩人 上田假奈代)
第6回 5/12 戦後70年の日本ー暴走する国家、傍観する?市民社会  (PRIME客員所員 吉原功) 
第14回 7/7 井戸を掘ると大海に至る:地元で活動を始めて(教養教育センター猪瀬浩平)
第7回  5/19 地域でエネルギーを作る (足温ネット 大河内秀人)  第15回  7/14 まとめ:自分のアクションを考える (猪瀬&平山)
第8回  5/26 体の声を聴く(クリアボディ 伊藤真澄)
参考文献
小田実『中流の復興』(生活人新書)2007 植木千可子『平和のための戦争論: 集団的自衛権は何をもたらすのか?』 (ちくま新書)2015
成績評価の基準
毎回のリアクションシートと講義の参加度50%、レポート 50%
関連URL
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
備考
詳細は国際平和研究所のHPで適宜更新されていくので、参照のこと。
なお、担当講師の都合等により内容や順番に変化が生じる可能性がある。

学内者・学外者の聴講も歓迎です。

“広島・長崎講座”

2014年度 現代世界と人間4/総合講座 コーディネーター:平山 恵 

秋学期 白金校舎 毎週木曜日2時限(10:55-12:25) 本館2階1253教室 

「平和・開発・人権」B ~広島・長崎講座~ 

 ※「成績評価の基準」を更新しました。

学修目標
核時代を開いた広島・長崎両市への原爆投下という原点から、歴史と現在を再検討することが必要だ。日本の若者が海外の友に、ヒロシマ・ナガサキについて自分の考えを語れるようになってもらいたい。
講義概要
毎回講師が変わり、核兵器問題周辺の話題を提供する。
講義概要・11月6日改訂(10月30日、11月20日、11月27日、12月11日について、下記のとおり変更しました。なお、今後も講師の日程変更の可能性があります。敬称略)
第1回  9/25 なぜ今、ヒロシマ・ナガサキなのか(本講座 担当教員 平山恵) 第9回  11/20 いま、なぜ核軍縮が重要なのか(国際平和研究所長 高原孝生)
第2回 10/2 広島・長崎からビキニ、そして今日へ:ビキニ被曝60年(物理学者 小沼通二) 第10回  11/27 劣化ウラン弾に対する日本の取り組み(JIM-NET 佐藤真紀)
第3回 10/9 「歴史の語り方」……戦後70年、「あの戦争」をどうやって「語る」ことができるのか(作家&明学教員 高橋源一郎) *戸塚からTV会議形態 第11回  12/4 シリアの戦争がもたらす現実 (サダーカ 田村雅文)
第4回  10/16 被爆者の声(東友会 木村徳子) 第12回  12/11 戦う理論(自衛隊 兵庫剛)
第5回 10/23 国際社会における核軍縮の動き(ピースデポ 塚田晋一郎) 第13回 12/13 土曜3限 (1/8 休講分→週末補講)歌と語りで平和を願う(被爆者「佐々木禎子さん」の甥でロックシンガー 佐々木祐滋)*場所を1101教室へ変更
第6回 10/30 日本とパレスチナ問題(パレスチナ子供のキャンペーン 田中好子)★タイトル変更あり
第14回  12/18 武力紛争と市民に対する国際犯罪 (弁護士・法学研究科 東澤靖)
第7回  11/6 清沢洌 の平和論と現代日本(経済史学者 山本義彦) 第15回 1/15 大いに語ろう「私と戦争」 (平山恵)
第8回  11/13  フィリピン-戦争はまだ終わっていな い~BFPビデオメッセージ・ワークショップ(ブリッジフォーピース 斉藤由美子、松村真一郎)
参考文献
その他、適宜授業内で紹介する。
成績評価の基準
1)14回の講義のリアクションシートを3点満点で×13回=39点満点2)レポート50点満点

3)最後の日の討論会で述べた意見を書いたものを11点満点

関連URL
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
備考
詳細は国際平和研究所のHPで適宜更新されていくので、参照のこと。
なお、担当講師の都合等により内容や順番に変化が生じる可能性がある。

学内者・学外者の聴講も歓迎です。

“広島・長崎講座~東アジアの平和”

2014年度 現代世界と人間4/総合科目  
秋学期 横浜校舎 毎週金曜日5時限(16:45-18:15)6号館3階631教室

“広島・長崎講座~東アジアの平和”  
コーディネーター:張 宏波 (PRIME所員、教養教育センター教員)、渡辺 祐子(PRIME所員、教養教育センター教員)

学修目標
過去の戦争はどのような加害・被害をもたらしたのか、広島・長崎への原爆投下がいかなる戦後世界を生みだしたのか、米軍基地が首都圏にはほとんど存在しないのはなぜか、明治学院はどのような戦争協力を行ったのか――戦争や核についてわれわれがよく「知らない」でいることが、戦争や核がなくならない構造をいかに支えているかを理解することが目標である。平和や戦争といった問題群は自分とは遠い出来事と思われがちだが、東電福島第一原発事故とその影響で明らかになったように、われわれの日常そのものが平和や戦争と密接に繋がっていることを実感してもらいたい。
講義概要
第二次大戦後、「戦争をなくそう、核をなくそう」といった叫びは人類共通の課題となったが、一向になくならない。現代の世界がわれわれの願いとは裏腹に戦争と深く結びつきながら成り立っていることを物語っている。この事実を正面から捉え、戦争とは何かを知ることが戦争に翻弄されない世界を作り出す上での出発点になる。
今年度は「東アジアの平和」を統一テーマとして、近現代の東アジアで何が起きてきたのかについて、リレー方式で開講する。研究者だけでなく、戦争体験者や被爆者なども講師に迎えて当時の様子を伺うとともに、戦争をなくし、核をなくすために戦後どのような取り組みをおこなってきたのかについても話してもらう。
また、現在日本と中国大陸・台湾や、朝鮮半島との関係に注目が集まっているが、その戦後の歩みは日本の支配から脱して近代化、民主化する過程でもあった。そうした歴史を踏まえることで、「東アジアの平和」のために何が躓きの石となっているのかも見えてくる。そこで、後半では、韓国、中国、沖縄における平和の問題について検討していく。
なお、本講義は本学国際平和研究所の提供科目である。
講義概要 10月20日改訂(10月24日について、下記のとおり変更しました。なお、今後も講師の日程変更の可能性があります。)
第1回 
9/26 なぜ今、ヒロシマ・ナガサキなのか(渡辺祐子先生)


第9回 
11/21 韓国人歴史家の目から見た戦後日韓関係史(徐正敏先生) 

第2回 
10/3 近現代東アジアの戦争を振り返る-1-(鄭栄桓先生)
第10回 
11/28 中国の「忘れられた女性」たち(班忠義さん)
第3回 
10/10 近現代東アジアの戦争を振り返る-2-(鄭栄桓先生)
第11回 
12/5 日本と朝鮮半島の関係史概説(秋月望先生)

第4回 
10/17 戦争体験者の証言:軍隊経験と戦後の歩み(森井眞先生)*10/17のみ教室変更 631教室→8号館2階823教室
第12回 
12/12
平林たい子 がみた中国兵(嶋田彩司先生)

第5回 
10/24 明治学院と戦争:何を「心に刻む」の か?(中山弘正先生)*10/24のみ教室変更 631教室→8号館2階823教室
第13回 
12/19 基地が集中する沖縄の人々の声(池尾靖志さん)

第6回 
10/31 「原爆」と 「原発」:東アジア と核(小沼通二先生)
第14回 
12/26 なぜ今、ヒロシマ・ナガサキなのか(再論)(高原孝生先生)
第7回 
11/7 被爆者のコトバ(神戸美和子さん)
第15回 
1/9  講義のまとめ(張宏波先生)
第8回 
11/14 「従軍慰安婦」問題とは何か(渡辺祐子先生)

参考文献
伊東壮『1945年8月6日』岩波書店
長崎総合科学大学平和研究所編『ナガサキ-1945年8月9日』岩波書店
前田哲男監修『隠されたヒバクシャ―検証 裁きなきビキニ水爆被災』凱風社
野田正彰『戦争と罪責』岩波書店
吉田裕『日本人の戦争観』岩波書店
吉田裕『アジア・太平洋戦争』岩波書店
その他、適宜授業内で紹介する。
成績評価の基準
授業参加40%、レポート60%
関連URL
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
備考
詳細は国際平和研究所のHPで適宜更新されていくので、参照のこと。
なお、担当講師の都合等により内容や順番に変化が生じる可能性がある。

学内者・学外者の聴講も歓迎です。

“広島・長崎講座”

2013年度 現代世界と人間4/総合講座 コーディネーター:高原孝生 
春学期 横浜校舎 毎週木曜日5時限(16:45-18:15) 6号館4階  643教室       
「平和・開発・人権」B ~広島・長崎講座~ 

 

学修目標
一昨年の深刻な原発事故によって「核」の意味があらためて問われているところへ、近隣国による核実験という知らせも入った。核時代を開いた広島・長崎両市への原爆投下という原点から、歴史と現在を再検討することが必要だ。日本の若者が海外の友に、ヒロシマ・ナガサキについて自分の考えを語れるようになってもらいたい。
講義概要
この講義は、広島・長崎両市が事務局となる平和市長会議から「広島・長崎講座」として認められ、明治学院大学国際平和研究所(PRIME)が提供する。原爆被害の実態、原爆投下をめぐる歴史上の争点、戦後の核軍備競争と軍縮への努力、戦後続けられた核実験、今日の核兵器の危険、原子力発電のリスク、等を内容として予定し、リレー方式によって複数の講師が担当する。個々の回について詳しくは開講時に示される。
講義概要 (下記講師の日程は、変更の可能性があります。)
第1回 4/11
「なぜ今、ヒロシマ・ナガサキなのか: 核軍拡の起点としての原爆投下」

高原孝生(国際学部教員、PRIME所員)
第9回 6/6
「原爆投下に国際赤十字委員会はどう動いたのか:マルセル・ジュノーの功績」

津谷静子さん(モーストの会、医師)
第2回 4/18
「原爆投下をアメリカはどう記憶してきたか:スミソニアン事件と米国の歴史意識」
アレックス・ヴィーシィ(国際学部教員、PRIME所員)
 第10回 6/13 
「隠された戦後の核の犠牲者たち: 核実験の現場を歩く」

豊﨑博光さん(写真家、核問題研究家))
第3回 4/25
「核兵器のどこが特殊なのか: 科学者の目から見た原爆・水爆」
小沼通二先生(慶応義塾大学名誉教授、PRIME研究員) 
第11回 6/20
「もうひとつの被爆: 「ビキニ事件」が今、振り返られているのはなぜか」

安田和也さん(第五福竜丸展示館学芸員)
第4回 5/2
「原子雲の下で何が起きていたのか: 被爆者のことばを聞く」

児玉三智子さん(日本被団協事務局次長)
第12回 6/27
「核に覆われた世界: 核燃料サイクルと恒常的な放射能汚染の脅威」

豊﨑博光さん(写真家、核問題研究者)
第5回 5/9
「広島市、長崎市は、どのような活動を行ってきたか: 非核自治体運動と平和市長会議」

池尾靖志さん(立命館大学講師)
第13回 7/4
核兵器と通常兵器の非人道性:ラオスの不発弾と対人地雷」

アレックス・ヴィシー(国際学部教員、PRIME所員)
第6回 5/16
「原爆と漫画: 中沢啓治 『はだしのゲン』を中心に」
高橋源一郎(国際学部教員)
第14回 7/11
「核に対して科学者はどう行動したか: パグウオッシュ会議の歩み」

小沼通二先生(慶応義塾大学名誉教授、PRIME研究員)
第7回 5/23 
「なぜこんなにも膨大な数の核兵器があるのか: 冷戦期の軍拡ダイナミクス」
高原孝生(国際学部教員、PRIME所員) 
第15回 7/18
「私に何ができるか:NACとアオギリプロジェクト」

中村里美(ミューズの里、シンガーソングライター)
第8回  5/30
「核兵器に対し市民はどう行動するのか: 軍縮・核廃絶NGOの実践と課題」

塚田晋一郎さん(NPO法人ピースデポ事務局長代行)
 第16回 7/25 期末試験(履修登録学生対象)

学内者・学外者の聴講も歓迎です。

“働くことをじっくり考える:平和をつくる仕事から、戦争という仕事まで”

2013年度 現代世界と人間4/総合科目(平和・開発・人権)B  
秋学期 白金校舎 毎週金曜日5時限(16:45-18:15) 本館3階 1351教室(予定)

~働くことをじっくり考える: 平和をつくる仕事から、戦争という仕事まで~  
コーディネーター:勝俣誠 (PRIME所長、国際学部教員)、猪瀬浩平(PRIME所員、教養教育センター教員)

学修目標
世間で考えられている「正しい働き方」に依存せず、それを相対化しながら自分自身の「働く」観を手に入れること。授業を通じて、様々な他者と出会い、共に考え合う関係を築くこと。そのうえで、これからの社会の在り方を構想すること。
講義概要
働くとはどんなことでしょう。お金のため、自由のため、喜びのため、ハタ(傍)をラク(楽)にすること、人と動くことなど、その意味付けは多様です。受験、入学、就活、就職は、現代日本の、ごく当たり前の若者の過ごし方です。この講義では、働いて楽しくて、その成果も納得がいく働き方は可能かを、君たちと考えることが目的です。毎回、様々な働き方をしている講師が登場します。
講義概要 (下記講師の日程は、変更の可能性があります。)
第1回 9/20
「オリエンテーション」 

勝俣 誠 PRIME所長 猪瀬 浩平 PRIME所員
第9回 11/22
「土地に生きる事、土地を守る仕事 有機農業から反原発運動まで」 

島岡 幹夫さん(四万十町有機農業者、窪川原発反対運動者)
第2回 9/27 
「ネオリベラリズムと社会・労働の再編」 
木下 ちがやさん (一橋大学社会学研究科特別研究員、PRIME研究員)
 第10回 11/29
 先祖になる仕事:『先祖になる』上映+講義」
池谷薫さん (映画監督)
第3回 10/4
「障害のある人もない人も共に働く世界を」
山田 晴子さん (ちばMDエコネット理事長) 
第11回 12/6
「地球未来を見る!- 空間を解き明かそう -」
岩崎 駿介さん  (建築家、国際ボランティアセンター元所長)
第4回 10/11
「情景をつくる仕事:宮沢賢治『農民芸術概論』を読む」 
猪瀬 浩平 PRIME所員 
第12回 12/13
「平和をつくる仕事 DVD上映+講演」

田中 康夫さん (国際赤十字・赤新月社連盟会長特別補佐官)
第5回 10/18
「日本に暮らす外国人労働者と貧困の『若者』 :これからの日本社会における異文化交流の問題と意義」
中田 英樹 PRIME助手 
第13回 12/20
「コンヴィヴィアルな労働を求めて」

勝俣 誠 PRIME所長
第6回 10/25
「声なき声を聴く仕事」
平山 恵さん (PRIME所員、国際学部教員)
第14回 12/27
「ディスカッション」
第7回 11/7 
「戦争という仕事① 『アルマジロ』上映会」 
第15回 1/10
「グループ・プレゼンテーション」
第8回 11/15
「戦争という仕事② アフガンの戦場から」
白川 徹さん (日本国際ボランティアセンター職員)

学内者・学外者の聴講も歓迎です。

“広島・長崎講座”

2012年度 現代世界と人間4/総合講座 コーディネーター:高原孝生 
秋学期 横浜校舎 毎週木曜日5時限(16:45-18:15) 823教室(予定)       
「平和・開発・人権」B ~広島・長崎講座~ 

 

学修目標
詳しくは開講時に示されるが、リレー方式によって複数の講師が担当する。原爆投下をめぐる歴史上の争点、原爆被害の実態、戦後の核軍備競争と軍縮への努力、戦後続けられた核実験、今日の核兵器の危険、原子力発電の危険をどう考えるか、等を内容として予定している。若者が海外の友にヒロシマ・ナガサキについて自分の考えを語れるようになってもらいたい。
講義概要
昨年の深刻な原発事故によって、「核」の意味があらためて問われている。核時代を開いた広島・長崎両市への原爆投下から、歴史と現在を再検討することが必要だ。この講義は「広島・長崎講座」として、広島・長崎両市が事務局となる平和市長会議から認められたもので、明治学院大学国際平和研究所が提供する。
講義概要 
第1回 9/27
「なぜ今、ヒロシマ・ナガサキなのか: 核廃絶への新しい動向とその問題点」
高原孝生(国際学部教員、PRIME所員)
第9回 11/22
「バウゼヴァンク 『みえない雲』 映像鑑賞」
第2回 10/4
「核兵器のどこが特殊なのか: 科学者の目から見た原爆・水爆」
小沼通二先生(慶応大学名誉教授、PRIME研究員) 
 第10回 11/29
「原発事故にドイツはどう反応したか」
高田ゆみ子さん(翻訳家)
第3回 10/11
「原子雲の下で何が起きていたのか: 被爆者のことばを聞く」
児玉三智子さん(広島出身被爆者)
第11回 12/6
「もうひとつの被爆: 「ビキニ事件」を考える」
安田和也さん(第五福竜丸展示館学芸員)
第4回 10/18
「核兵器に対し市民はどう行動するのか: 軍縮・核廃絶NGOの実践と課題」
塚田晋一郎さん(ピースデポ事務局長代行)
第12回 12/13
「隠された戦後の核の犠牲者たち: 核実験の現場を歩く」
豊﨑博光さん(写真家、核問題研究者)
第5回 10/25
「原爆投下はアメリカにどう伝えられたか: ジョン・ハーシーの『ヒロシマ』」
マイケル・ワトソン(国際学部教員)
第13回 12/20
「核に覆われた世界: 核燃料サイクルと恒常的な放射能汚染の脅威」
豊﨑博光さん(写真家、核問題研究者)
第6回 11/8
「原爆投下をアメリカはどう記憶してきたか: スミソニアン事件と米国の歴史意識」
アレックス・ヴィシー(国際学部教員、PRIME所員)
第14回 1/10
「核に対して科学者はどう行動したか: パグウオッシュ会議の歩み」
小沼通二先生(慶応大学名誉教授、PRIME研究員)
第7回 11/15 
「原発事故に文学はどう対峙しようとしているのか」
高橋源一郎(国際学部教員)
第15回 1/17
「自分に何ができるか: ネバーアゲインキャンペーンと折り鶴プロジェクト」
高原孝生(国際学部教員、PRIME所員)

学内者・学外者の聴講も歓迎です。

授業に向けての準備・アドバイス
期末試験期間中に試験を行う。 参考書: 河勝重美編 『ヒロシマ・原爆地獄』(自費出版)他、多数を授業の中で紹 介する。