ACTIVITIESプロジェクト紹介

国家・民族の変容と国際平和の行方

 

研究の目的と意義

 

ロシアのクリミア併合、IS(イスラーム国)の跋扈・壊滅、アフガニスタン・イラク・シリアなどにみられる破綻国家現象の蔓延、最近に至ってはクルド(イラク北部地域)やカタルーニャの住民投票など、近年、国際関係の基本的構成単位である主権国家のあり方が問われるような現象は次々と発生し、国際関係の構造はかつてなく大きな危機に晒されている。危機の原因は何なのか、より安定した国際関係のあり方やそれを支える理論・思想があるのか。本研究は、「国家の崩壊」を特徴とする国際関係のオルターナティブの提示を大きな目的とし、地域の特性に適した共同体・国家のあり方や、主権国家に留まらないより重層的・多元的国際関係の構築の可能性を考えていきたい。このような研究はより持続した地域社会の安定、ひいては国際社会の平和を考える上で、資するものであると考える。かかる研究目的のため、本プロジェクトは帰属意識・アイデンティティの形成と規範の形成・変容の両側面からアプローチしていきたい。

 

中間報告

 

年度報告